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| ピロリ菌とはどんな細菌? |
ピロリ菌は人間の胃の中に住んでいる細菌です。
1980年代にオーストラリアの医師によって発見されました。
それまでは、食べ物を消化するために強い酸性の胃液を出す胃の中では細菌は住む
ことが出来ないと考えられてきたのが、ピロリ菌の発見によって その考えが覆されました。
ピロリ菌の持つウレアーゼ酵素が、胃の中の尿素からアルカリ性のアンモニアを作り出し
胃酸を中和しています。
これが、ピロリ菌は胃の中で生きられる秘密です。自分の周りの環境を中性にしてしまう
力を持っています。
ピロリ菌はべん毛を回転させ胃の中を自由に移動しながら増殖しているのです。
ピロリ菌が胃潰瘍・十二指腸潰瘍の原因となっていることが、近年明らかになってきて
います。 |
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| ピロリ菌が体に与える影響 |
| ◆感染経路 |
ピロリ菌の感染経路はまだはっきりとは解明されてはいませんが、汚染された食物や水、
あるいは. 糞便から感染しているようです。
主に口から入って感染しているのは間違いないようです。
同じ箸や食器を使うことで感染することもあります。
また、ゴキブリがピロリ菌の感染経路の可能性もあるようです。
ほとんどが6歳くらいまでの子どもの頃に 感染していると言われています。 |
| ◆ピロリ菌が感染する経過 |
ピロリ菌のべん毛が胃壁に取り付く
↓
細胞を弱める毒素を出し始める
↓
ピロリ菌を排除するために白血球が集まる
↓
胃粘膜の消耗が進んで炎症を起こす
↓
胃 炎
↓
吐き気・胃痛・胃もたれ(感染後の急性症状で 一旦治る)
↓
慢性胃炎 |
| ◆ピロリ菌に感染すると・・・ |
ピロリ菌に感染したほとんどの人が、慢性胃炎になります。
その中の、2〜3%の人が胃潰瘍・十二指腸潰瘍になります。また、胃がんの発生にも
ピロリ菌が深く関わっています。
潰瘍の原因は、ピロリ菌とストレス・飲酒・喫煙・体質などの複数の要因が重なった
場合に発症すると考えられます。
一度潰瘍になると、くり返し潰瘍をおこすことが多くなります。
全ての感染者が胃の不調を感じるというわけでは無いようです。
1994年WHO(世界保健機構)の国際がん研究機関が、ピロリ菌を確実ながんの
発生因子に指定しました |
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| ピロリ菌の感染状況 |
日本人のピロリ菌感染率は先進国の中で高くなっています。
特に50歳以上の人は、60パーセント以上がピロリ菌の感染者です。
これは、上下水道などの衛生状態が整備される以前に生まれた世代の人が感染して
いるのだと考えられています。 |
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| ピロリ菌を減らす食品 |
| ◆LG21入りヨーグルト |
ピロリ菌を良く知らない人でも「ヨーグルトが効くらしい」ということを知っている人は、案外
多いかもしれません。
ピロリ菌を減らすのは LG21という乳酸菌を配合してあるヨーグルトです。
明治乳業から「LG21」という商品名で発売してあります。 |
| ◆お茶 |
緑茶に含まれている茶カテキンが持つ抗菌作用が、ピロリ菌の減少に効果があると
言われています。
茶カテキンには、その他に 活性酸素除去、動脈硬化やガンを抑制する効果、血圧の
上昇を抑える効果、消臭効果や虫歯を予防する効果があります。 |
| ◆ココア |
ココアのを製造している段階でつくられる遊離脂肪酸にピロリ菌を殺菌する効果があります。
この遊離脂肪酸を「カカオFFA(Free Fatty Acid)」といいます。
「カカオFFA」の中のオレイン酸とリノール酸がとくに、ピロリ菌の殺菌効果があるといわれて
います。 |
| ◆梅肉エキス |
梅肉エキスにもピロリ菌を強力に殺菌する効果があります。
梅肉エキスとは、青梅の絞り汁を煮詰めたものです。
梅肉エキスを作る際に生成される「ムメフラール」という化合物には、血液をサラサラにする
効果も高いのです。 |
| ◆ブロッコリースプラウト |
ブロッコリースプラウトに多く含まれる「スルフォラファン」という成分が、ピロリ菌を殺菌する
効果があります。
「スルフォラファン」を含む野菜を食べることで、除菌をせずにピロリ菌の症状を抑えることが
できます。
スプラウトとは 新芽のことを言い、ブロッコリースプラウトは ブロッコリーの新芽を食べる
野菜のことです。
かいわれ大根やもやし、アルファアルファなども新芽を食べる野菜になります。 |
| ◆マヌカハニー |
マヌカとは、ニュージーランドにだけ自生しているフトモモ科の低木植物で、春から夏にかけて
花を咲かせこの花から採取されるのが「マヌカハニー」です。マヌカハニーは、他のハチミツに
比べて、強力な抗菌効果があります。
さらに、他のハチミツにはない優れた抗菌作用を持つマヌカハニーの抗菌作用度をUMF(ユニークマヌカファクター)という数値で表してあります。
UMFは4-15の数値で表され、UMF10以上のもには証明を出し、アクティブUMFマヌカハニーとして 販売してあります。
アクティブUMFマヌカハニーは、ピロリ菌に対しては他のハチミツの少なくとも8倍以上の抗菌作用があります。 |
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| ピロリ菌の感染の予防方法は? |
家庭の中に感染している可能性の高い人がいる場合、箸やグラスを共用しないようにします。
特に小さい子どものいる家庭では、大人が噛み砕いたものを 直接子どもの口に入れるのは避けた方がいいでしょう。
その他に 大皿料理の場合は 直箸で料理を取らないようにしたほうがいいでしょう。
規則正しい生活を心がけることも ピロリ菌の予防につながります。
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